治験コーディネーターを辞めたい時に確認すべきこと

治験コーディネーターになったはいいものの、イメージしていたもの違うということはよくあります。

その際たるものは、もっと医療系の職業だと思ってたのにほぼ事務作業であることです。

他にも、思っていたよりも通勤が大変など人によって千差万別あります。このように離職率が高いのも、治験コーディネーターの特徴なのです。

この記事に辿りついたあなたは治験コーディネーターを辞めたい、もしくは辞めるべき迷っているところかと思います。

そこで、治験コーディネーターという職業にどのようなギャップを感じて辞める人が多いのかを述べていきます。

さらに、辞めて成功した人の事例や辞めて後悔した人の事例なども紹介しますので、今後の職業選択の参考にしてみてください。

CRC(治験コーディネーター)になった経緯を考えてみる

それでは、まず多くの人は何故治験コーディネーターになりたいと考えるのでししょうか?

これにはいくつかパータンがあります。

  • 結婚を機に
  • 夜勤の仕事を辞めたかった
  • 土日休みたい
  • スキルアップのために
  • 医療に携われる業務がしたい

一般的にはこのような理由で、治験コーディネーターを志す人が多いのです。

あなたもこのどれかに当てはまっているかもしれないですし、当てはまっていないかもしれないません。

ただ、仕事を辞めたいと考えてているのなら、そもそも自分が何を求めて治験コーディネーターになったのかを振り返ってみましょう。

そして、今、自分が求めていたものが得られているのかを考えてみてください。そこにギャップが隠れているはずです。

また、理想が高くなっていたこと気づく人もいるでしょう。例えば、土日休みの仕事がしたいと治験コーディネーターになったものの、今度は仕事でミスをしてしまって辞めたくなってしまったなどです。

このように、自分が何を求めて治験コーディネーターを始めたのかを振り返ると見えてくるものがあるはずです。

・土日が休めるから子育てと両立ができると思って入ったものの、休日でも容赦なく病院や会社から電話がかかってくる

・薬剤師としてのスキルが生かせると思ったのに、ほぼデータ入力しかさせてもらえない

このように自分が求めるものが、その職場では得られないというケースも多々あるのです。

ただ、この時に注意しないといけないのが、隣の芝が青く見えていないかという点です。このような場合、理想を追い求めすぎて、職を転々としまう可能性があります。

例えば、「人間関係がうまくいかない」や「仕事についていけない」という理由で退職を考えている人は要注意です。

この二つは、どこに行っても生じる可能性があるからです。人間は今の現状に問題を抱えると、他の職業や職場の良い面だけを見ようとする傾向があります。

そのため、自分が求めているものは、本当に職場を変えないと手に入らないものなのかを考える必要があるのです。

治験コーディネーターを辞める理由

では、他の人はどのような理由で治験コーディネーターを辞めたいと感じているのでしょうか。

これは、冒頭でも少し説明しましたが、人によってかなり変わってきます。ただ、少なからずパータンがあるので退職理由として多いものを挙げていきます。

1.家庭との両立が難しい

治験を行なえる施設はいくつもあるわけではないので、突然2時間もかかる施設に来てくれと言われることも多いです。そのため、家庭と両立するのは無理があると退職を決意するのです。

2.拘束時間が長い

夜診がある場合は、仕事が夜遅くまでかかってしまいブラックな要素を感じ辞める人も多いのです。

また、土日休みだったものの、クリニック担当になってしまい土日に出勤しなければならなくなったという人もいます。

3.人間関係

退職理由の中でも、群を抜いて多いのがこの人間関係です。医師や看護師、患者さんとの関係がうまくいかないとストレスを感じやすくなります。また、イジメも多いので、最悪の場合、うつ病を発症するケースもあるのです。

精神病になるほど過酷な状況であれば、退職することが賢明です。ただ、先なども説明したように、昼ごはんを一緒に食べる人がいない、上司と上手くいかないという理由の場合は隣の芝生が青く見えている可能性があります。

4.忙しい、仕事が過酷

知っての通り、治験コーディネーターの数が非常に少ないのが現状です。そのため、一人あたりの仕事量が増えてしまい、その仕事の多さに挫折してしまう人も多いのです。

また、プロトコル(治験計画書)の内容を覚えるのが大変で、さらに一つの工程でも忘れてしまうと多くの人に迷惑がかかるため、かなり神経を使うという意見もあります。

あとはノルマはというわけではないですが、それに近いものがあって、新規の案件をたくさん獲得しなければといったプレッシャーも職場によってはあるのです。

5.年収が低い

治験コーディネーターの年収は一年目で、20万〜25万と言われていますが、職場によっては20万を下回る場合もあります。この時、家計を支えなければいけない立場は転職を余儀なくされるのです。

もちろん、昇給もありますが、それまでは低い給料で働かなければいけません。奨学金の支払いが残っている人や結婚する人にとってはかなり大きな問題です。

このように、給与面などの待遇が良い職場もあれば、イマイチなものもあるので待遇が良くない場合には辞めたいと思ってしまうことも多いのです。

今よりも年収の高い仕事を見つけた時などは特に転職を考えてしまうようになります。

さて、退職理由について挙げていきましたが、治験コーディネーターになろうと思った動機と比べるとギャップを感じているものありますね。

例えば、土日が休みになると思って入社したものの、結局土日も出勤になってしまったというケースや夜勤じゃない仕事をしたいと思ったのに、夜診があるなどです。

転職全般に言えることですが、入る前と入った後にギャップを感じて辞めてまうことは本当に多いので、転職前にできる限りのリサーチをする必要があるのです。

本当にやめるべきか

ただ、ギャップを感じるのは何も会社に入る時だけとは限りません。退職した後にギャップを感じて、「辞めなきゃ良かった」と後悔してしまう場合もあります。

そこで、ここでは退職して後悔した事例と退職して良かった人の事例を比べた見ます。

辞めて後悔した事例

1.土日が休みではなくなる

薬剤師として、現場でのスキルが活かせないので薬局に戻ることにしたが、土日が出勤になってしまい、さらに拘束時間も長いので後悔している。

2.医薬品の知識が偏ってしまう

治験コーディネーターは新薬を開発するために幅広い医薬品の知識が必要とされます。しかし、耳鼻科の門前薬局に転職した結果、薬剤師としてスキルが下がったように感じました。

辞めて良かった事例

1.人間関係が改善した

治験コーディネーターになって、すぐに検査技師の人にいじめられていました。転職したことにより、合わない人はいるものの、ひどい苛めには合わなくなりました。

2.給料が上がった

治験コーディネーターで働いていたときは生活も苦しかったのですが、田舎の調剤薬局に転職したところ給料が2倍になって余裕ができました。

3.通勤時間が短くなった

毎日同じ場所に通えるというのは、自由な時間が増えることにもつながると転職したことで実感しました。治験コーディネーターの時は家から3時間かかるところへ通勤していたこともあったので。

CRCでの引き留めに会った時の対処法

前途のとおり、SMO企業の治験コーディネーターは離職率が高く、短期間で辞める人も多いのが現状です。そのため上司に辞めますと告げても強引な引き留めに会うことも少なくありません。

さらに治験コーディネーターに限らず、医療業界全体で人手不足の状況となっております。そのため、なるべく退職者を出さないように試行錯誤をしているわけです。

ただ、もし強引な引き留めにあったとしても屈することはありません。というのも、法的には30日前までには退職の申し出を行えば、問題なく仕事を辞めることができると定められています。

さらに民法では14日前までに申し出すれば、退社できると定められています。

申し出を受けた雇用者側は、基本的に拒否するは出来ない事になっているのです。これは職業選択の自由という個人の権利として法律で決まっていることです。

つまり、強引な引き留めを行うことはその時点で法律違反になります。この事実を知っておくだけでも、退職を申し出る不安を解消できるでしょう。

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