先輩薬剤師が怖くて仕事が手につかない時の対処法


新しく入った薬局や病院の先輩が強くて、仕事が手につかなくなってしまうことはありませんか?

教えるにしても言い方がきつい、調剤ミスを笑われるといったことも、職場によってあると思います。

自分の薬剤師としてのスキルや知識があったとしても、怖い先輩薬剤師の十分に実力が発揮できないこともあるでしょう。

そこで今回は怖い先輩薬剤師の対処法について解説していきます。

新人が辞めてしまう理由

新人薬剤師がすぐに職場を止めてしまう理由として、先輩薬剤師の態度や教え方が原因であると場合がほとんどです。

特に1年目の薬剤師にあれば右も左もわからないため、慣れない作業に戸惑ってしまいます。

このような、新人薬剤師に対して先輩がどのように接していくかによって、新人薬剤師の今後が変わっていきます。

例えば、暴言や暴力がアイのムチだと考えている上司の下では働くことになれば、すぐにやめてしまうことでしょう。

逆に、仕事を進めていく上で大切なことをしっかりと教えてくる、ときには叱ってくれる上司の下では、多少の我慢は必要ですが、薬剤師として大きく成長できるはずです。

このように、上司や先輩がどういった人物であるかよって、長く続けられる場合とそうでない場合が分かれるのです。

必要以上にミスが多くなってしまう

また、先輩薬剤師が怖い場合、仕事に対して集中できずミスが多くなってしまうことがあります。

ミスをしたら上司や先輩に怒られる、暴力を振るわれるのではないかと心配事が増え、仕事が手につかなくなってしまうのです。

こうした過度なプレッシャーが、ストレスとなってしまい仕事に悪影響が出るのです。

ミスを繰り返してしまう

さらに、先輩薬剤師への恐怖がもたらす弊害はそれだけではありません。人間関係の悪循環が生まれます。

  1. 先輩薬剤師が怖い
  2. 心配事が増えミスが起きる
  3. ミスによって、薬剤師に怒られる
  4. さらに先輩薬剤師が怖くなる

といったように雪だるま方式で、どんどん先輩薬剤師への恐怖心は強まっていくのです。

さらに、ミスを繰り返すことによって人間関係が気まづくなります。こうして、その職場に行きたくなくなってしまうのです。

やってもないミスも自分のせいに

また、本当に自分のミスであれば、真摯に受け止めることもできますが、ミスを繰り返していると濡れ衣を着せれる可能性が高くなります。

誰が犯したかわからないミスは、よくミスを犯す人のせいになってしまうのです。

直接的に、怒られなかったとしても、ある日突然、先輩の語気が強まったり、なぜかきつい言い方をされるようになるのです。

ひどい場合には、うつ病などにもつながってしまう恐れがあります。

そのため、まずは、この悪循環に陥っていることに気づくことが重要です。そして、そこからどのように抜け出すかを考えていく必要があります。

怖い先輩薬剤師の対処法

それでは、先般薬剤師が怖い場合にどのように対処していけばよいのでしょうか?これは職場の状況にもよりますが、いくつかパターンがあります。

一つ一つご紹介していきましょう。

1.管理薬剤師、薬事部長に相談する

まず、あなたは怖いと感じている先輩薬剤師よりも立場が上の上司に相談するという方法です。

薬局であれば管理薬剤師、病院であれば薬事部長に相談するのです。

このとき、先輩薬剤師への恐怖心から仕事が手につかなくなってしまうと伝えることで、管理者が動いてくれることが多いです。

管理者の立場からすれば、仕事がスムーズに回らないのは問題です。

その先輩薬剤師の伝え方や態度を少し変えるだけで、仕事が効率的になるのであれば、改善しない理由はありません。

ただ、あなたが怖いと感じている先輩薬剤師が、管理薬剤師や薬事部長だった場合、この方法は使うことができません。

こうした場合は以下の3つの方法で対処していきます。

2.怖い薬剤師と直接話しをする

もし、圧倒的に先輩薬剤師の方が悪いと感じているのであれば、直接話をして改善すると言う方法もあります。

ただ、かなり勇気が入る手段ではありますので、確実に相手が悪いという確証が手に入った場合にのみ行うようにしましょう。

1つ間違えれば、さらに人間関係が悪化してしまうことにもつながりますので、慎重に行っていく必要があります。

3.厚生労働省に相談してみる

職場の人に相談しても良い改善策が得られない場合、またパワハラではないかと感じる場合に活用できるのが厚生労働省の「総合労働相談コーナー」です。

理不尽な先輩薬剤師の言動について、相談をすることができます。法律に関することから、職場での争いの解決、助言などを行っています。

4.職場を変える、転職をする

最も確実で、手っ取り早いのが職場を変えるという方法です。

もし、あなたが人間関係の悪循環に陥っているのであれば、一度人間関係をリセットするために転職するのも手段の1つです。

ただ、新人薬剤師の場合、入社してすぐにやめてしまっても問題ないのかと考える人も多いでしょう。

入社後、数ヶ月や一年で辞める時の注意点を別の記事で解説していますので、あわせて参照いただければと思います。

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職場を変えても解決しないことがある

しかし、必ずしも転職をすれば問題が解決すると言うわけではありません。あなたの状況によって、転職するべきか、今の職場にとどまるべきか変わってきます。

そこで、ここでは、状況別に転職したほうがいいのか、今の職場にとどまる方が良いのかについて書いていきます。

転職してうまくいく場合

激しいパワハラを受けていたり、暴力や暴言を頻繁に浴びせられているような場合、転職することをお勧めします。

人間関係が改善できる見込みがないと判断できる場合は違っても変えたほうが無難でしょう。

ただ、転職すべきかどうか悩む場合は、管理薬剤師に相談したり、直接先輩薬剤師にアプローチを行って、それでも改善しなければ転職するといったように段階を踏んで行っていくと良いでしょう。

今の職場を続けた方がいい場合

少し上司の言い方がきつい、自分の考えと合わない人がいる場合には、もう少し今の職場をつけてみる方が良いでしょう。

実際に転職したとしても、自分と考えが合わない人が居るのは当たり前なことです。

また、少しきつい言い方をされたからといって、すぐに転職を考えるべきではありません。

人間性を否定されるようなことを言われる場合は別ですが、仕事上の注意であれば真摯に受け止めるようにしましょう。

例えば、先輩薬剤師に質問する際に、「今忙しいから後にして!」と言われる程度であれば、ごく当たり前のことだといえます。

しかし、先輩の語気が強い場合、「自分は邪魔なのかもしれない」とその一言だけで落ち込んでしまうこともあるでしょう。

こうして、少しの言い方がきついだけで、職場を辞めようと考えてしまうのです。

この場合、別の職場に転職しても同じことが起こるので、安易に辞意を固めるのではなく長期的な視点で物事を考えていきましょう。

転職する際の注意点

いざ転職するとなった場合に、考えなくてはならないのが退職理由と志望動機です。

ネガティブな理由で転職する場合、この部分はしっかりと考える必要があります。

理由は変えず、表現を変える

ここで多くの人は本当のこと言うべきか、全く別の理由を考えるか迷うところかと思います。

しかし、本当のことを告げるのも効果的とは言えませんし、かといって嘘をつくのも微妙です。

そこで、意味を変えずに表現を変えると言う方法をお勧めします。

例えば、「先輩が怖くてやめた」と言うのが本音の場合、以下のように表現を変えます。

先輩が怖い

風通しの良い職場で働きたい

といったようにネガティブな理由をポジティブに変換しているのが分かります。

全く嘘の志望動機や退職理由を考えて面接に挑むと、嘘がバレないか不安になり、必要以上に緊張してしまいます。

面接の結果にも影響してきますので、出来る限り嘘をつかない方が良いです。

ただ、「前職の先輩薬剤師の対応が怖くて…」と本音を言っても、ウチの薬剤師とは上手くやっていけるのか?と転職先に不安を感じさせてしまいます。

そこで、意味を変えずに、表現のみを変えることで自分にも転職先にも不安を感じさせないように話を進めていくことができます。

先輩の人柄を見てから転職する方法

転職するからには、パワハラや人間関係の問題が少ない職場で働きたいところです。

そこで、転職先の人間関係や先輩薬剤師の人柄を見てから転職する方法があります。それは事前に「職場見学」することです。

求人票の情報だけを信じて、転職してしまって人間関係の問題でやめてしまうケースは非常に多いです。

そこで、あらかじめ自分の目で転職先の人と話したり、職場の雰囲気を見に行くことで転職の失敗を限りなく少なくすることができます。

また、職場見学は面接前に行うことができるので、「見学した結果すごく雰囲気がよく働きやすそうな職場だったので」と志望動機も考えやすいです。

職場見学は転職サイトに登録し、転職エージェントに申し出をすることで行うことができます。

仕事の人間関係で悩まないためにも、事前に見学行ってから転職先を決めるようにしましょう。

薬剤師が転職する際に必ずといって使用するのが転職サイトです。というのも、100以上の中から自分の希望にあった求人を選べるためです。

 

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以下の記事では、薬剤師専門の転職サイトをランキング形式で特徴を解説していますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

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